次世代型オーディオ、イメージング技術、センシング技術において世界を牽引し、Xperi Holding Corporation（NASDAQ：XPER）（以下Xperi）の完全子会社であるDTS®は、一般家庭向けにワイヤレスサラウンドサウンドを実現するDTS Play-Fi®を発表しました。Play-Fi Home Theaterは標準のWi-Fi環境で動作するため、、メーカーや消費者が新たにハードウェアの費用を負担することなく、テレビにサラウンドサウンド機能を追加できます。DTS Play-Fi Home Theaterを搭載したテレビは2021年第3四半期に発売予定で、現在市場に出ているPlay-Fiのサウンドバー、スピーカー、アンプなど、既存のエコシステムと互換性があります。
DTS Play-Fiによるこの最新イノベーションは、オーディオ業界の長年の課題であった薄型化が進むテレビの音質の悪さ、そして家庭用サラウンドサウンドに付き物だったスピーカーの配線やHDMIケーブルなどの見た目の問題を解決します。Play-Fi Home Theaterではテレビのオーディオパフォーマンスをスピーカー構成に合わせてワイヤレスでアップグレードし、どのような部屋でも臨場感のあるサラウンドサウンドを実現してくれます。Play-Fi Home Theater搭載テレビを利用すれば、以下が可能となります。
● テレビの内蔵スピーカーをサラウンドシステムの一部として利用、またはPlay-Fi対応のサウンドバーや独立のPlay-Fi対応フロントスピーカーでアップグレードして、テレビと外部スピーカーや電子機器を見苦しい配線で繋ぐことなく音質を向上させる。
● Play-Fi対応スピーカーをサラウンドスピーカーとして追加して、没入感のあるサウンドを作り出す。
● Play-Fi対応サブウーファーを最大2台まで追加して、部屋を揺るがすほどの重低音をテレビで実現する。
● 音楽・テレビオーディオ用Play-Fi対応スピーカー付きテレビのマルチルームグルーピング機能や、アプリによるヘッドホンリスニング機能など、Play-Fiの補助機能を利用する。
DTS Play-Fiはテレビに接続された複数のスピーカーに自動的に適応するので、利用者はPlay-Fi対応スピーカーをグループ化することで部屋のニーズを満たすこともできますし、Play-Fi対応の製品を購入してアップグレードすることもできます。
DTSのPlay-Fi担当ゼネラルマネージャーのDannie Lauは、次のように述べています。「最新のDTS Play-Fi Home Theaterテクノロジーを市場に発表できることを非常に嬉しく思います。これからはオーディオ体験を向上するために見た目を犠牲にする必要はありません。より良い音質を得るには、ワイヤレスサブウーファーを見えない場所に配置して利用するか、ワイヤレスのスピーカーやサブウーファーを充実させて高性能のホームシアターを構築するだけでよくなります。」
DTS Play-Fiのエコシステムは、家庭全体を対象としたワイヤレスオーディオ空間用製品の品揃えが最大級となっており、30社を超える一流家電ブランドの数百もの相互運用可能なスピーカー、テレビ、サウンドバー、セットトップボックス、AVアンプから、利用者が個々のニーズに合った適切な製品を見つけて相互運用することができます。